なぜ2つの数字を1つの順位にまとめられるのか
初任給と平均年収は単位が違うため、金額をそのまま足しても意味がありません。そこで両方を「対象企業の中で何%の位置にいるか」というパーセンタイル(0〜100)に直したうえで、その2つの調和平均をとっています。
調和平均を選んだのは、小さい方の数値に強く引っ張られる性質があるからです。片方が100・もう片方が20の企業は33点にしかなりませんが、両方が60の企業は60点になります。単純な平均だとどちらも60点で並んでしまい、両立しているかどうかを区別できません。
偏差値を使う方法もありますが、平均年収は一部の企業が突出した分布になっており、標準偏差が外れ値に引きずられます。パーセンタイルなら分布の形に左右されず、極端な値があっても順位の意味が壊れません。